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これからもアクティブな毎日を送るために!
~「フレイル」を正しく理解しよう~

趣味の集まりやボランティア活動、お仕事など、毎日をアクティブに過ごされている皆さま、「フレイル」という言葉を耳にしたことがありますか?
実はこの「フレイル」、皆さまの健康寿命にとっては、大敵なのです。
今回は、アクティブな皆さまが、「フレイル」知らずで、お元気な毎日をお過ごしいただくための情報をお届けします。

これからもアクティブな毎日を送るために!

「フレイル」とは?

高齢になって、心身の活力が低下した状態を「フレイル」と言います。「身体的要素」「精神的要素」「社会的要素」の3つから成り立ち、お互いに影響し合っていると考えられています。

「フレイル」とは?

「フレイル」になるとは?

多くの人は、健康な状態からフレイルの段階を経て、要介護状態に陥ると考えられています。

「フレイル」になるとは?

健康な方も、加齢とともに筋肉量が減ると疲れやすくなり、外出頻度が減る、エネルギーもなかなか消費されなくなるため、おなかが空かず、食事の量が減ったりと、知らず知らずのうちに、「フレイル」に陥ってしまいます。
ですので、「フレイル」の兆候を早めに気づき、日常生活を見直すなどの正しい処置をして、フレイルの進行を食い止め、健康な状態に戻すことが大切です。

はじめよう
「低栄養予防」!

「フレイル」に陥るサイクルの一つに、「低栄養」があります。低栄養とは、からだを動かすために必要なエネルギーや血液、筋肉などを作るたんぱく質などの栄養素が不足している状態のことをいいます。気づきにくいため、自覚症状がないことも多いのが特徴です。フレイル予防のためにも、「低栄養を防ぐ」ことは、非常に大事なことです。

1日3食、きちんと食べていますか?
欠食は、低栄養になるリスクとなります。食事は回数、時間、バランスが大事です。1日の食事が2回以下の方は、3回と比較して栄養素が不足したり、偏ったりする傾向があります。
6か月間で2~3㎏の体重減少がありましたか?
体重の減少は、低栄養による筋肉量の減少のおそれがあります。
栄養バランスのとれた食事:主食・主菜・副菜を揃えていますか?
昔から「一汁三菜」と呼ばれる日本食は、栄養バランスの整いやすい食事です。汁物は、塩分過剰になりがちなので、汁物は1日1杯までにすることをおすすめします。主食・主菜・副菜によく用いられる食品群は、それぞれに多く含まれる栄養素が異なるので、バランスよい栄養素の摂取につながります。

栄養バランスのとれた食事:主食・主菜・副菜を揃えていますか?

「健康バランス食」は、
たんぱく質がしっかり摂れます!

今回、ご試食いただいている「健康バランス食」は、たんぱく質が1回で平均20グラムが摂れるお食事になっています。
皆さまが1食で摂られている普段のおかずと比べて、いかがでしょうか?
たんぱく質を意識して食生活に取り込むことは、低栄養予防の第一歩です。この機会に、たんぱく質の摂取の仕方(種類や調理の工夫)をぜひ参考にしてみてください。

健康バランス食

文責:
ヤクルトの「ヘルシーデリ」plus
事務局